ハイドロキノンクリーム市販品のおすすめランキング
人気のハイドロキノンクリームの市販品をランキング形式でご紹介していきます。
シミ取りクリームの中でもハイドロキノンクリームはシミの還元作用(シミを薄くする作用)が高いクリームとして有名です。
ハイドロキノンクリームには皮膚科処方のものもありますが、こちらでは医師の処方なく買えるハイドロキノンクリームの市販品でおすすめのランキングに加え、アマゾンや楽天で売れているハイドロキノンクリームなどもご紹介していきます。
ランキングの後には、
- ハイドロキノンクリームの特徴
- ハイドロキノンクリームの効果
- ハイドロキノンクリームで取れるシミ取れないシミ
- ハイドロキノンクリームの使い方
- ハイドロキノンクリームの副作用
- 皮膚科処方のハイドロキノンクリーム
などもあわせて解説しています。
ハイドロキノンクリームも種類が豊富ですので、まずハイドロキノンクリームの選び方をお知らせしてからハイドロキノンクリームの市販ランキングに移っていきます。
ハイドロキノンクリーム市販品の選び方
市販のハイドロキノンクリームを選ぶ3つのポイントをお知らせします。
ランキング以外でハイドロキノンクリームを選ぶときには、以下のポイントを念頭に入れると探しやすくなるでしょう。
1.信頼性のあるもの(販売実績、医師監修、有名メーカー)
医師や有名メーカーが開発を手掛けていたり、数年にわたり販売されているものを選ぶようにしましょう。
医師や有名メーカーが開発していれば効果や副作用に関する試験をしっかりしていることが推測できますし、数年にわたり販売されているものはトラブルや事故がない、もしくは継続したいメリットがあるからこそ売れ続けているといえます。
またトライアルセットや返金保証がついているものもおすすめです。
トライアルセットはそれだけですと赤字となるパターンが多く、本品に進むお客様が多いからこそトライアルセットを試せるのです。また返金保証についてもそれだけ品質に自信がることの裏返しとも言えるので、トライアルセットと返金保証がついている商品は使ってみて損はありません。
2.ハイドロキノンの濃度を確認する
ハイドロキノンクリームは商品ごとに配合濃度が異なります。アメリカの市販品では2%が上限と決められていますが、日本ではハイドロキノンクリームの市販品に濃度の上限は定められていません。
そのため自分で確認しなくてはいけないのですが、肌質には個人差がありますので一概に何%とは言えません。
ハイドロキノンクリームの市販品には最高10%のものまで存在しており、もちろん濃度が高いほどシミ消し効果は高いのですが、入り口は2%以下のものから選ぶとより安全に使うことができるでしょう。
ハイドロキノンの濃度と効果の関係については当記事の後の方でも説明しています。
3.目的や用途を確認する(スポット、スキンケア)
ハイドロキノンクリームにはスキンケアタイプとスポットタイプに分かれます。
顔全体のくすみやそばかすなどが気になる人はスキンケアタイプのハイドロキノンクリームを、一部分の特に目立つシミが気になる人はスポットタイプのハイドロキノンクリームを選ぶとよいでしょう。
顔全体に塗るタイプは肌への影響を考えて濃度が薄いケースが多く、またピンポイントで使うものの場合には濃度が高いケースが多いです。
ハイドロキノンクリーム市販品のランキング
1位と2位はシミ取りクリーム総合ランキングの1位2位をご覧ください。
こちらでは3位以降をご紹介していきます。
ハイドロキノンを4%配合した、市販で買えるハイドロキノンクリームで一番濃度が高いクリームです。
今まで35万本の販売実績とモンドセレクション受賞歴、また楽天のフェイスクリームランキングで2冠を達成するほどの人気商品です。
多数の人気雑誌にも紹介されています。
ハイドロキノン4%の実力は、1ヶ月もたたないうちにコンシーラーいらずの肌になったという口コミからも分かります。
プラスナノHQはシミに集中的に使いますが、肌全体の明るさをアップするためにプラスピュアVC25というビタミンC美容液もあり、ビタミンCが25%レモン130個分に相当する量が入っています。
プラスピュアVC25は化粧水の後、プラスナノHQはクリームの後に使いましょう。
プラスナノHQは通常価格3,240円、プラスピュアVC25は通常価格2,160円ですが、お試しセットで購入するとあわせて通常5,400円のところ、44%OFFの2,980円で購入、プラスナノHQを2本+プラスピュアVC25似て購入すると4,980円で購入できます。
プラスナノHQの口コミ
★★★★★★★
子供のころからソバカスがずっとコンプレックスで今までいくつもの美白化粧品を試してきましたが顔全体が明るくなるけど肝心のそばかすに効果のあるものに巡り合えていませんでした。
プラスナノHQは夜だけ使っていて少し赤みが出てくるなどもありましたが、昼間はファンデを塗ってカバーしていました。
1年くらいかかってやっと薄くなってきたなという感じで、塗るファンデーションも少なくてよくなりました。元々シミができやすい体質なのでシミがなくなることはないのですが、少しずつ使っていけば濃いシミも薄くできると思います。
(43歳/乾燥肌)
★★★☆☆☆☆
1本使いきったところで口コミします。ハイドロキノンを使う際に赤みや皮向けなどが気になる人も多いかと思いますが、私はそういったものは発生しませんでした。
1本使ってシミに変化はないですが、その他の美容成分のおかげでお肌がモチモチしています。
ハイドロキノンの効果をまだ実感できていないので星3つとしておきます。
(26歳/混合肌)
★★★★★☆☆
このクリームは伸びが良く1回あたりの使う量が少なくて済みます。
本品は小さいですが、使う範囲も小さいのでかなり長持ちしますね。毎日使うことでだんだん薄くなっていくのがわかるので頑張って続けられました。
染みるなどマイナスの効果は今のところ感じません。
(25歳/普通肌)
ロート製薬のスキンケアブランドとして展開しているオバジが販売する夜専用のハイドロキノンクリームです。
ロートが独自にハイドロキノンの安定化に成功し、刺激を低減できるだけでなく、高密着なバーム美容液により気になる部分にダイレクトに届きます。
お肌は日中は紫外線にさらされダメージを受けやすく、夜間に集中的にそのダメージを修復します。
オバジのブライトニングナイトセラムはお肌の夜間の修復力に着目し、夜だけつける「ミクロコッカス溶解液」「ジオウ根エキス」という2種類の保湿成分を配合したナイトコンセントレイション処方を採用しています。
10gで9,000円と高めですが、ロート製薬のブランドという安心感からおすすめできるハイドロキノンクリームです。
オバジブライトニングナイトセラムの口コミ
★★★★★☆☆
使い始めて3本目になりますが、実は使ったり使わなかったりを繰り返していたので、3本目になって初めて毎日欠かさず使ってみようとチャレンジしました。
3週目くらいになって、目の下にできていたシミが気にならないくらいに薄くなってきたようです。
毎日続けてこそ効果出るんだなって当然のことかもしれないけど自覚しました。
(39歳/脂性肌)
★★☆☆☆☆☆
買いたい思いが強く店舗まで行って買いましたが、全く効果を感じません。
逆にシミ増えた?遺伝からくるシミだらけの顔には効かないのかな。
(32歳/敏感肌)
★★★★★☆☆
オバジはライン使いしていて、今までC20セラムを使っていたからってこともあるかもですが、初日から効果を感じました。
夜使用して朝確認するといきなり右ほおの上にあるシミが薄くなっているではありませんか!!1本使いきる前になくなっちゃうかもしれません。
ピンポイントで使うものなのでコスパはすごい良いです。
(41歳/敏感肌)
エピステームはロート製薬のエイジングケア専門ブランドです。ロート製薬は医療機関で採用されるハイドロキノンクリームでトップのシェアを占めています。
HQレーザークリアはエピステームの中で美容医療から着想を得た効果を追求するスペシャルケアシリーズのクリニサイエンスの商品として開発されました。
成分にはハイドロキノンの他、アスコルビン酸、トコフェロール、ツボクサエキスなどを配合しています。
エピステームHQレーザークリアは気になるポイントに密着するスポット型美容液です。伸縮性のあるストレッチポリマーを使用し、肌の凹凸にかかわらず柔軟に密着し角質層の奥まで浸透することで、夜に浸透して透き通るようなお肌へと導きます。
エピステームHQレーザークリアの口コミ
★★★★★☆☆
4ヶ所のシミだけに使い7ヶ月間で1本使いきりました。使い始めた当初3週間目で赤みやかゆみが出てきて心配しましたが使っていくうちにそれらは引いていきました。
2ヶ月経過時点で一番消したいシミが薄くなってきましたがそれ以上は薄くなっていきませんでした。
その他のもともと薄いシミには効果がなかったので、シミによって効果のあるなしがあるようです。
(47歳/混合肌)
★★★★★★★
化粧品でここまで効果が得られるのかっていうくらいシミが薄くなりました。
レーザーだと乾燥するといった副作用がありますが、エピステームにはないようです。これからも使い続けていきたいです。
(36歳/乾燥肌)
★★★★☆☆☆
2ヶ月使って小さいシミがいくつか消えました。
使い始めは赤みやかゆみ、小さなしろニキビが2週間ほど続きました。その後肌内部のシミが浮き出てきてシミが濃くなり、その後皮ムケが発生して顔が悲惨な状況になりますが、それが落ち着くと生まれたてのピンク色の肌に生まれ変わります。
シミは古いシミより新しいシミの方が効きやすいみたいです。40代でターンオーバーの周期も遅くなるので、途中経過は覚悟していましたがまぁ大変でした。でも結果的に肌質が改善したので良かったです。
(45歳/普通肌)
サンソリットは、そのスキンケアアイテムが医療機関で使用されているスキンケアアイテムの80%のシェアを占めているほど、メディカルスキンケアブランドとして確固たる地位を築いているメーカーです。
ホワイトHQクリームはハイドロキノンを4%配合しているクリームです。ハイドロキノン以外にも美容成分を15種類配合しており、肌に明るさをもたらすだけでなく、ハリのある艶やかな肌へと導きます。
サンソリットホワイトHQクリームはスキンケアタイプで伸びが良く使い心地の良いクリームで顔全体になじみやすいのが特徴です。
ハイドロキノンはもともと不安定な成分で冷蔵保存するなどの注意が必要でしたが、サンソリットはリニューアルに伴いハイドロキノンの安定化に成功し、常温保存でも品質が長持ちするようになっています。
防腐剤・石油系界面活性剤・鉱物油不使用、無香料、無着色のクリームです。
サンソリットホワイトHQクリームの口コミ
★★★★★★☆
クリーム自体は伸びが良くお肌もしっとりします。
ハイドロキノンクリームは冷蔵保存必須のものが多いですが、こちらは常温保存OKで長持ちします。
美白効果はまだわからないので継続して使っていきます。
(37歳/普通肌)
★★★☆☆☆☆
容器はプッシュ式なので出しすぎることなく使えます。
白いクリームが伸びもよく、肌なじみも良いです。さっと伸ばすことができてムラなく塗れます。
無香料なので原料そのままのにおいが気になるのですが、塗った後はにおいは消えます。
ハイドロキノン抗配合のクリームは長期保存が難しかったのですが、特殊な製法で作られているので常温保存で長く使えるそう。肝心の美白効果はまだはっきりしないですが、保湿力が良いのがポイントです。
(23歳/混合肌)
★★★★★★☆
ハイドロキノンを日本でトップクラスの4%も配合。
使い始めの2週間は他のクリームと差を感じませんでしたが、3週目あたりからシミが薄くなっていくのを実感しはじめました。
お肌ももっちりとなります。少しにおいますが、無添加だからそこはOKかな。ハイドロキノンは日光に弱いので夜だけの使用にとどめています。
(54歳/普通肌)
ドクターソワHQ-Cフラセラムはすでにできているシミにアプローチする夜専用のハイドロキノンクリームです。ハイドロキノンの配合濃度は5%と紹介する中で最も高く、同時配合のビタミンCやフラーレンとの相乗効果も期待できます。
クリーム自体の伸びもよく肌なじみもよいのが特徴で、スポット的に使用するだけでなく顔全体、その他わきなどカラダ全体に使用することが可能です。顔の気になるシミには二度付けすることで効果を高められます。
単品使用だけでなく、ビタミンC美容液のAPP-Cフラセラムとのシミ集中ケアセットもおすすめです。
ドクターソワ HQ-Cフラセラムの口コミ
★★★★★★☆
オイルかと思うほど重めのテクスチャ。良い意味で保湿力がしっかりでバリアを貼ってくれそうです。
サンプルを使わせていただいたのですが、微量すぎて効果とか実感とかは全くありませんでした。
(38歳/混合肌)
★★★★★★★
肝斑に効果があると勧められたのがきっかけですでに半年以上使っています。
コスパが良くて効果にも満足です。夜だけの使用でも十分に効果を感じています。
(32歳/普通肌)
★★★★★★★
くま対策に購入しました。クリームタイプで伸びが良く、使用感も大変良いです。熊も目立たなくなりました。
(41歳/普通肌)
30歳を境にコラーゲンは生成力が急激に低下しますが、シーボディはシミの原因をコラーゲンの代謝不足による老化コラーゲンの蓄積にあると考えています。
シミケアは紫外線ケアだけでなくコラーゲン生成力も回復させることでカバーできるという考えのもと、ブライトニングセンサー処方で肌のターンオーバーを正常に保ち、メラニンの排出を促すことで、将来のシミだけでなくすでにできてしまったシミに対しても働きかけます。
成分には新安定型ハイドロキノンだけでなく、ビタミンC誘導体、アルブチン、プラセンタなどの美白成分も配合しています。
特にビタミンC誘導体は通常のビタミンC誘導体の200倍もの効果があるVC200を採用しています。
30代は肌の保水力が低下してくる年齢でもあることから肌全体の角質層に潤いを届けられるようにセラミドも配合しています。
プラチナVCミルクには7日間のスターターキットが用意されており、化粧水、美容液、クリーム3点で1,800円でお試しできます。他のハイドロキノンクリームよりも多くの美白成分が配合されていますので、試してみるのもよいでしょう。
シーボディプラチナVCスターターセットの口コミ
★★★★★★★
乾燥肌&敏感肌でなかなか良いコスメが見つからず、シーボディを使ってみました。肌トラブルも少なくなり、化粧ノリもよくなりました。
シミも輪郭がぼやけるくらいの実感はわきました。
(33歳/乾燥肌)
★★★★★★★
田中亜希子さんのブログで見てトライアルで使ってみました。化粧水は浸透してしっとり感あり。
美容液は潤いたっぷり。クリームはモチモチでサラッと仕上がります。
3点とも少量でしっかり伸びるしコスパもよいです。翌朝のお肌の調子も良いので続けていきます。
(31歳/普通肌)
★★★★★★☆
いろんなコスメを渡り歩いてきましたが、初めてしっくりくるものに出会いました。
使い始めた翌日から自分の肌が変わっているのがわかります。
シミについてはまだまだ時間がかかると思いますが、お肌との相性がすごいよいので、早速ラインで買ってしまいました。
(46歳/普通肌)
セルピュアブライトニングクリスタルは東京銀座スキンケアクリニックの三浦麻由佳院長が監修したハイドロキノンクリームで、今回紹介する中で一番濃度の高い5%ものハイドロキノンが配合されています。
ブライトニングクリスタルに配合されているハイドロキノンは安定性が高いため常温での保存が可能です。
ブライトニングクリスタルはスポット型の夜用クリームです。使用方法は夜のスキンケアの最後に気になる部分にさっと塗るだけ。
ハイドロキノン以外にも美白成分としてアルブチン、ビタミンC誘導体、また、ビタミンA誘導体、ビタミンE、サリチル酸などが配合されています。
合成着色料、鉱物油、合成香料は使用されていません。
ブライトニングクリスタルはGINGERや美STなどの女性誌でも紹介され、Poco’ceでは2014年上半期のベストビューティーアワードを獲得しています。
セルピュアブライトニングクリスタルの口コミ
★★★★★★★
伸びが良くべたつかないのが◎。においがツンとするとこ以外は問題なし。使い始めてから明らかにシミが薄くなっているのがわかります。
3ヶ月目でシミも目立たなくなり厚塗りファンでも不要に。少量で効果があるのもコスパ良し。
(24歳/乾燥肌)
★★★★☆☆☆
夜のスキンケアにピンポイントで使っています。1ヶ月近く使って薄いシミは目立たなくなってきました。
濃いシミについてはまだまだ時間がかかりそうですので継続して使っていきたいと思います。
(38歳/乾燥肌)
★★★★★★☆
最近になってシミがポツポツと目立つようになったと話していたら友人にめちゃくちゃすすめられたので使ってみました。
ハイドロキノンが入っているからシミに効くみたいだけど、それ以外でも成分が入っているので肌悩みには良いみたい。
1本12gだけどクリームは固めで、少量で良く伸びるので、1本で2ヶ月使えました。効果は1ヶ月目で気になりだしたシミはとても薄くなりました。ニキビ跡にも使っていましたがこちらは時間がかかりそうです。
(29歳/脂性肌)
プラスナノHQと同じラインの保湿型ハイドロキノンクリームです。
プラスナノHQが夜用スポット型なのに対し、プラスシロクリームHQはメイク前のスキンケアの一環で顔全体に使用します。お肌のトーンがナチュラルにアップしシミやくすみを目立ちにくくしてくれます。
成分にはハイドロキノン以外に、美白成分としてビタミンC誘導体・アルブチンを配合しているほか、トコフェロールやプルーン分解物、スクワランなども配合。
水系成分が45%以上も配合されているため、伸びが良くみずみずしいテクスチャもうれしいです。
さらに鉱物油フリー、パラベンフリー、合成香料フリー、アルコールフリーと4つのフリーを実現しています。
プラスナノHQとビタミンC美容液のVC25も加えたトータルスキンケアセットが40%OFFの5,980円で購入できます。
プラスシロクリームHQの口コミ
★★★★★★☆
顔色が明るくなります。美容成分がたっぷり入っているのでお肌がしっとりします。
シミが気になる方はコンシーラーとの併用がおすすめです。
私の場合ハイドロキノンクリームを使うと肌が赤くなってしまうのですが、このクリームはなぜだか赤くなりませんでした。
(48歳/乾燥肌)
★★★☆☆☆☆
ハイドロキノン配合ということで買ってみました。真っ白な軟膏というべきでしょうか。
顔全体に塗るとトーンアップに役立ちますが、シミやクマといったポイントは残ります。
軽いくすみ程度なら重ね塗りで消せます。保湿効果が高いのはポイント高いです。
(47歳/乾燥肌)
ハイドロキノンクリーム アマゾン・楽天のランキング
ランキング10位に入らなかったものの、アマゾンや楽天のランキングで上位に入っているものをこちらで3つほど紹介します。ハイドロキノンクリームで市販のプチプラコスメを探している方にはおすすめです。
楽天ランキングで4冠を達成した純ハイドロキノンを2%配合したクリームです。
安定型ハイドロキノンにはハイドロキノンが30%しか配合されていない一方で、純ハイドロキノンには100%配合されているのを考えると2%でも安定型ハイドロキノンの7%分に相当する効果が期待できます。1本で3ヶ月使えるコスパ最高のハイドロキノンクリームです。
美容外科・美容皮膚科で処方されるものと同じハイドロキノン5%配合のクリームで、気になるシミにピンポイントで使用します。
ビタミンAを豊富に含むカロットエキスを配合しているためハイドロキノンとの相乗効果でシミに効果的に効きます。
ハイドロキノンの中でも特に純度の高いハイドロキノンを2%配合したクリームです。
ハイドロキノン特有の乾燥感に潤いを与えるためにコラーゲンとヒアルロン酸を配合しています。日本の製薬会社である原沢製薬工業が開発しています。
ハイドロキノン入り石鹸市販品ならコレ
ハイドロキノンクリーム市販ランキングの番外編としてハイドロキノン入り石鹸を2つご紹介します。
配合されているハイドロキノンの濃度は低いので刺激も少なく、カラダ全体のくすみを落とすのによいアイテムですし、コスパもよいので試しに使ってみるのもよいでしょう。
プラスソープHQ
プラスナノHQのメーカーが作ったハイドロキノン石鹸で、濃度1%のハイドロキノンをはじめ、グリコール酸や炭を配合しています。プラスソープHQは職人が手間暇かけて作るため多くの成分を配合することができます。
洗顔後は汚れをしっかり落とし、むきたてのたまご肌を体験できます。
サンリット スキンピールバー ハイドロキノール
ホワイトHQを作ったサンソリットのハイドロキノン入り石鹸。角質ケア成分AHAを配合し、肌表面の過剰な皮脂、毛穴の汚れ、古い角質を洗い流し、肌を生まれ変わらせます。
ハイドロキノン以外にもくすみに効果が期待できる成分を配合し、お肌のトーンアップをサポートします。
ハイドロキノン豆知識
ここから先はハイドロキノンクリームの市販ランキングからいったん離れて、
- ハイドロキノンの基礎知識
- ハイドロキノンクリームの塗り方・使い方
- 皮膚科で処方されるハイドロキノンクリーム
- 海外製のハイドロキノンクリーム
- ハイドロキノンQ&A
これらについて解説していきます。
ハイドロキノンとは
2001年に商用化
ハイドロキノンとは、もともと医師の処方により使うことができていた成分でしたが、2001年の薬事法改正により医師の処方箋がなくとも使えるようになりました。
欧米では一般的
日本ではまだまだ知名度の低いハイドロキノンですが、欧米では美白に使う成分として40年以上もの間、広く使われています。
ハイドロキノンの効果
ハイドロキノンにはシミに対して大きく3つの効果が期待できます。
1.酸化酵素チロシナーゼの働きを抑える(将来できるシミの予防)
紫外線などにより刺激を受けると肌内部でメラニンを作れという信号を発します。
その際にできるのが「チロシン」というメラニンの素となる無色透明の物質で、肌にもともと存在する酵素であるチロシナーゼがチロシンを変化させて黒いメラニンを作ります。
ハイドロキノンはチロシナーゼを分解したり、チロシナーゼに先回りしてチロシンと合体することによりチロシナーゼの動きを制限してメラニンが生成されないようにします。
チロシナーゼの活性を抑える力はビタミンC誘導体やアルブチンを初めとした美白成分の10〜100倍といわれています。
2.メラノサイトを減少させる(将来できるシミの予防)
チロシンを作る工場であるメラノサイトは肌が刺激を受けるたびに増殖していきます。
メラノサイトの増加に比例してメラニンも生成されやすくなりますが、ハイドロキノンはメラノサイト自体の働きを抑制してメラニンが増加しシミが増えるのを防ぎます。
3.還元作用(今あるシミの改善)
ハイドロキノンは「シミの消しゴム」「お肌の漂白剤」とも呼ばれるくらい、すでにできてしまったシミを還元し、きれいな肌に戻す作用を持っています。
ハイドロキノンでシミ消えない?消える?
シミにもいくつか種類があり、ハイドロキノンで消せるシミとハイドロキンで消せないシミがあります。
ハイドロキノンで消せるシミ
ハイドロキノンで治せるシミには、以下の4つが挙げられます。
- 炎症性色素沈着:ニキビなどの炎症によってできるシミ
- 老人性色素斑:長年紫外線にさらされたためにできるシミ
- 肝斑:女性ホルモンの影響でできるシミ
- そばかす:遺伝の影響で思春期にできるシミ
ハイドロキノンで消せないシミ
ハイドロキノンでも肌の奥深くの真皮層にまで到達してしまっているシミや老人性色素斑が進化した脂漏性角化症はハイドロキノンクリームの市販品では治すことが難しく、皮膚科のレーザー治療などに頼らなくてはなりません。
また、くま(青ぐま、黒ぐま)、あざ、ほくろ、といったものもハイドロキノンでは治せません。
ハイドロキノン以外の美白成分の特徴
美白成分といってもハイドロキノン以外にも非常に多くの成分が使われているのをご存知ですか?
有名な美白成分の特徴をチェックしてみましょう。
ビタミンC誘導体
ビタミンC誘導体は日本では一番長く使われている、安全性も高い美白成分です。チロシン(アミノ酸の一種)をメラニンに変えてしまう酵素であるチロシナーゼの働きを抑えてシミをできにくくします。今あるメラニンに対しても還元作用を発揮してシミを薄くする働きもします。
もとはといえばビタミンCに抗酸化作用と美白効果があるのですが、ビタミンCは非常に不安定な成分で皮膚につけても角層まで浸透しにくいため、浸透しやすいように改良したものがビタミンC誘導体です。
アルブチン
アルブチンはハイドロキノンとブドウ糖を結合してできる成分で、ハイドロキノン誘導体とも呼ばれます。コケモモや梨などにも含まれています。ビタミンC誘導体と同じくらい長い間、美白成分として使われています。ハイドロキノンほどの美白効果は持たないものの、その分肌への刺激も少なく、安全性が高いのが特徴です。
肌刺激に対してできるチロシンとそれをメラニンに変換するチロシナーゼの結合をブロックし、シミをできにくくします。また肌内部に入った後で一部が分解されてハイドロキノンになり、その効果を発揮します。
コウジ酸
酒造り職人の手が白いことから注目されて美白成分として認められました。麹由来のでチロシナーゼを活性化させる銅イオンを吸収し、メラニンの生成を抑制します。効果が高く、皮膚科で処方される場合もあります。
コウジ酸は投下の作用を抑え、黄ぐすみを薄くする効果があります。またシワやたるみを引き起こす活性酸素や炎症を抑える作用もあります。
エラグ酸
ベリー系の果実やユーカリなどに含まれるポリフェノールの一種で、コウジ酸と同じくチロシナーゼから銅イオンを吸収してメラニンの生成を抑える役割を果たします。
ポリフェノールの一種なだけに優れた抗酸化作用で活性酸素を除去しお肌の老化を防ぐ効果も持ち合わせており、これもまたシミを防ぐ要因となります。
プラセンタエキス
チロシナーゼの働きを抑制してメラニンが発生しないようにするだけでなく、発生したメラニンが黒く変色しないようにする効果、新陳代謝を活発にしてメラニンの排出を促す効果があります。比較的安いのでプチプラの美白コスメに使われます。
プラセンタには成長因子があり、幹細胞の再生や皮膚の増殖を促すため、お肌にハリと潤いをもたらし肌の基盤が整ってシミができにくくなることも期待できます。
トラネキサム酸
肌荒れを防ぐ成分として医薬部外品の認可を取得している人口のアミノ酸。肌が刺激を受けた時にできる情報伝達物質(メラニンを生成しろという指令を出す物質)の働きをブロックしてメラニンを生成させない効果だけでなく、炎症を抑える効果も持っています。
服用できるタイプのトラネキサム酸もありますが、トラネキサム酸には止血効果があるためできれば化粧品として使用してシミを薄くするのがおすすめです。
カモミラET
キク科のハーブであるカモミールの葉から抽出した成分で、情報伝達物質の働きを抑制します。消炎効果も高いのでニキビ肌にも効果が期待できます。
リノール酸S
リノール酸は紅花油由来の成分で、カラダの成長に欠かせない必須脂肪酸の1つです。オリーブオイルや紅花油、コーン油などに含まれています。保湿や抗炎症効果があり、肌を滑らかにし、バリア機能を強化します。
リノール酸Sはベニバナ油から生成した美白成分でリノール酸が3つの脂肪酸からできているのに対して1つの脂肪酸だけでできています。チロシナーゼを分解してメラニンの生成を抑えます。さらにターンオーバーを促して今あるメラニンを排出します。
マグノリグナン
チロシナーゼをできにくくしてメラニンの生成量を減らすだけでなく、肌刺激に対してメラニンを作る指令が出ないようにしたり、メラニンの排泄を促進したりする効果があります。なかでもチロシナーゼ自体をできにくくする効果は他の成分には見られない性質です。
ハイドロキノンとこちらで紹介した成分を比較したときに、ハイドロキノンとビタミンC誘導体、アルブチンにのみシミの還元作用があります。
またハイドロキノンと一部のビタミンC誘導体(APP-C)はビタミンCやアルブチンの数10倍〜100倍の効果を有しているため、今あるシミを消したいと考えているなら、ハイドロキノンかAPP-C配合のコスメを購入するのがおすすめです。
APP-Cを含むビタミンC誘導体クリーム市販品のおすすめランキングはコチラ
ハイドロキノンクリームの濃度と効果が出るまでの時間
ハイドロキノンにシミの還元作用が一番あるのはわかったと思いますが、ハイドロキノンクリームの効果は配合されるハイドロキノンの濃度により違いが出ます。
またハイドロキノンにも
- 通常のハイドロキノン
- 安定型ハイドロキノン
- 純ハイドロキノン
と3種類あり、そのどれを採用しているかによっても効果の出方に2倍以上の差が出ることもあるのです。
こちらではハイドロキノン市販クリームのランキングに掲載されている商品に準じて、
安定型ハイドロキノンの濃度に応じた
- 効果が出る時間
- 対象となる肌質
- 対象となるシミ
- 注意点
を一覧にしてみました。
濃度 |
1%〜2% |
2%〜4% |
4%以上 |
---|---|---|---|
効果が出る時間 |
数週間〜半年 | 1〜3ヶ月 | 医師の指示に従う |
対象となる肌質 |
敏感肌でもOK | 普通肌 | 医師の指示に従う |
対象となるシミ |
顔全体のくすみや特定のシミ | 特定の濃いシミのみ | 医師の指示に従う |
使用上の注意点 |
日中のUVケア |
原則夜のみ使う |
医師の指示に従う |
ハイドロキノンクリームは濃度と肌質、使い方によりその効果の出る時間が異なります。
ただし長期の使用はお肌に負担がかかることから一般的に3ヶ月使ったら1ヶ月休息を入れるなどの利用を心がけましょう。
市販のハイドロキノンクリームには4%より濃度が濃いものもありますが、使い慣れていない人は皮膚科に相談するようにしましょう。
また濃度が2%までのハイドロキノンクリームでも刺激が強いと感じた場合には、皮膚科の医師に相談の上、ビタミンC誘導体やアルブチン入りの美白クリームで長期的に美白を目指すとよいでしょう。
ハイドロキノンはその性質上、直射日光に弱く酸化して肌にダメージを与えてしまうため、夜のスキンケアの後に使用するのが原則です。
ハイドロキノンクリームの効果的な使い方・塗り方
使用上の注意、用量用法をよく読む
まずは購入したハイドロキノンクリームに添付の説明書に記載の使用方法や注意点をしっかり読みましょう。
ハイドロキノンクリームには1点集中型のハイドロキノンクリームと顔全体に塗れるスキンケアタイプがありますので、まずそれをしっかり把握するのと、1回あたりの用量を確認する必要があります。
ここでしっかり読まないで肌トラブルが発生しても誰もあなたの肌を元通りにはしてくれません。
具体的な手順
ハイドロキノンクリーム使用に際してご自身の肌が普通肌・敏感肌に関わらず、パッチテストをしましょう。パッチテストは腕の内側の皮膚の薄い目立たない部分に米粒大のハイドロキノンクリームを塗り、その上から絆創膏を貼って24時間経過後にチェックして異常がなければ顔に使っていきます。
ハイドロキノンの特徴の一つとして日光に当たると毒性を持ち肌に刺激を与え逆にシミを作ってしまうという光毒性(ひかりどくせい)があります。そのためハイドロキノンクリームは夜の洗顔後だけに使い、朝のスキンケアには使わないようにします。
ハイドロキノンクリームの前に洗顔をします。洗顔はゆっくりなでるようにします。皮膚をこすらずにぬるま湯で洗い流すようにしましょう。
洗顔後は化粧水・美容液を使います。化粧水は角層の奥まで浸透させるように顔の中央から外側へ肌全体にまんべんなく伸ばします。肌をたたいて化粧水を押し込む人もいますがそれは間違ったケア方法です。手のひらで化粧水を押し込むようにハンドプレスし、しっかり保湿をさせます。
美容液はビタミンCが配合されているものを使うと皮脂バランスが整えられ、ハイドロキノンが浸透しやすくなります。
洗顔した直後は角質層に水分が多く含まれるためハイドロキノンの浸透スピードが速くなり効果が強く出てしまう可能性があります。万が一化粧水や美容液を塗らないでハイドロキノンクリームを塗る場合には洗顔後20分は時間を空けてから塗るようにしましょう。
気になるポイントにスポット型のハイドロキノンクリームを塗る場合には綿棒など細めのものを使ってポイントからはみ出さないように塗るようにしましょう。
顔全体に塗るスキンケアタイプのハイドロキノンクリームを使う際に気になるシミがある場合には顔全体に塗った後に、ピンポイントで重ね塗りをするのも効果的にシミを薄くする方法です。
ハイドロキノンは熱に弱いので常温保管OKと書いてあるハイドロキノンクリーム以外は、冷蔵庫や25〜28度前後程度の涼しい場所に保管するようにしましょう。
ハイドロキノンは酸化しやすいため、ハイドロキノンクリームの使用期限は必ず守るようにしましょう。使用期限後のハイドロキノンクリームを使うと肌トラブルの原因にもなりかねません。
ハイドロキノンクリームを塗った箇所は一時的に肌がとても敏感になりますので、紫外線の刺激を受けやすく、シミができやすくなります。そのため日中はUVケアをしっかりして紫外線からお肌を守る必要があります。
ハイドロキノンの副作用
ハイドロキノンは効果が高い一方で、刺激が強く成分としては不安定なため、肌に負担がかかるのが一般的でした。
最近では安定型ハイドロキノンが各社で開発され使用されているため、副作用の危険性はほとんどありません。
国内製で濃度2%以下のものであれば安全に使用できると考えてよいでしょう。
そもそもハイドロキノン自体にもハイドロキノンの含有割合に応じて、
- 普通のハイドロキノン
- 安定型ハイドロキノン
- 純ハイドロキノン
と3種類がありますが、ハイドロキノン100%の純ハイドロキノンには副作用の危険性があるため、使用時には十分注意する必要があります。
とはいうものの純ハイドロキノンは皮膚科処方か海外製の個人輸入品でしか手に入らないため、市販のハイドロキノンクリームでは副作用をほとんど心配する必要はありません。
しかし肌質には個人差があり副作用が絶対ないとは言い切れません。以下の症状が出た場合には使用を直ちに中止し、一度皮膚科を受診して医師の判断を仰ぐことをおすすめします。
赤み、痛み、かゆみ、皮むけ、肌のカサつき、アレルギー症状、炎症、シミが濃くなる、白斑
ハイドロキノンの副作用 赤み・かゆみ・炎症
ハイドロキノンは刺激が強いため、肌質が合わないとアレルギー反応を起こしてしまいます。またハイドロキノンは安定性が低いために酸化しやすく、酸化すると新たに刺激の強い成分ができてしまいます。
それらがお肌にダメージを与えて赤みやかゆみ、炎症に進展します。
対策として使用前にパッチテストを行い、お肌に異常が出ないかを確認するとよいでしょう。
ハイドロキノンの副作用 シミが濃くなる
ハイドロキノンは紫外線に弱く変形して肌にダメージを与えてしまいます。またハイドロキノン使用中はお肌が敏感になっているため、紫外線の影響を受けてメラニンが生成されやすくなっているためシミができやすくなります。
そのため紫外線対策のUVケアをいつも以上に入念に行うようにしてください。
ハイドロキノンの副作用 白斑
ハイドロキノンの漂白効果は非常に高く、濃度の高いものを長期間使用し続けることで肌が白抜けしてしまう可能性があるといわれていますが、実はハイドロキノンに似た名称のハイドロキノンベンジルエーテルが以前に白斑を起こしただけで、ハイドロキノンには白斑が生じた例は過去ありません。
だからといってむやみやたらに濃い濃度のハイドロキノンクリームを使っていいかというとそうではなく、5%以上の濃度のハイドロキノンクリームを使いたい場合は市販品を使うのではなく、皮膚科にて医師の診断を受け使い方を確認したうえで処方を受けるようにしましょう。
皮膚科処方のハイドロキノンクリームについて
市販のハイドロキノンクリームもいいけど、より効果の高いクリームを安全に使用したい方のために皮膚科処方のハイドロキノンクリームについてお知らせしていきます。
皮膚科には3種類
ハイドロキノンクリームを処方してもらえる皮膚科には、「皮膚科」「美容皮膚科」「美容形成外科」の3つがあります。
皮膚科の場合は医師の方針により置いてある場合とない場合がありますので、HPで確認するか電話であらかじめ問い合わせてみるとよいでしょう。
ハイドロキノンクリームを皮膚科で処方してもらう方法
ハイドロキノンは皮膚科、美容皮膚科もしくは美容外科で「シミ対策」といえば処方してもらえます。
安全にシミ対策したい人は皮膚科でシミを見てもらったうえでハイドロキノンを処方してもらい、使い方についての注意点を受けるようにしましょう。クリニックによっては取り扱いしていない場合もあるため、あらかじめ問い合わせておくとよいでしょう。
皮膚科処方のハイドロキノンクリームは保険が適用される?
皮膚科処方のハイドロキノンクリームは保険適用外です。美容目的の治療は自由診療となるため保険は適用されません。
ただしシミの種類や状態によっては違う治療法をすすめられる場合もあるのでその際には保険適用される可能性があります。
皮膚科処方のハイドロキノンクリームの値段の目安
ハイドロキノンクリームは保険適用外なのでクリニックにより価格差があります。ご自身のお近くのクリニックのホームページをご覧になってみる、もしくは電話して確認するのが手っ取り早いです。
また当然ながらハイドロキノンクリームの値段以外にも、皮膚科の初診料や再診料がかかってくるのはあらかじめ理解しておきましょう。
具体的に見たほうが価格差のあることがわかりやすいので、こちらでは東京のいくつかの皮膚科におけるハイドロキノンクリームの値段をお知らせします。
クリニック名 |
濃度 |
容量 |
価格 |
---|---|---|---|
明治通りクリニック |
5% |
3g |
1,200円 |
東京皮膚科・形成外科 |
5% |
5g |
2,160円 |
東京イセアクリニック |
5% |
5g |
5,400円 |
ハイドロキノンクリーム皮膚科処方と市販品の違いは?
冒頭でもご紹介した通り、ハイドロキノンクリームは皮膚科で処方されるものと市販で買えるものがあります。それぞれのメリット・デメリットを通じて違いを見ていくことにしましょう。
皮膚科処方のメリットデメリット
皮膚科処方のメリット
皮膚科処方のハイドロキノンクリームのメリットは市販で手に入れるよりも高い濃度のクリームを手に入れられることに加え、お肌のターンオーバーを促すトレチノインなどとセットで処方してもらうのもできることです。
医師の診断を受けて自分に合ったクリームを正しい方法で使用できることができるため、副作用のリスクを抑えながら最短距離でシミを薄くすることができます。
もし肌トラブルが起きた場合にも医師があなたの使用前の状況を理解しているので適切な対応をしやすいです。
皮膚科処方のデメリット
ハイドロキノンクリームを皮膚科で処方されることのデメリットは、高濃度のハイドロキノンクリームを効果的に使うために定期的に通院する必要があるのと診察料金が追加でかかってしまうこと、また保険が適用されない自由診療のため治療費が高額になることです。
院内処方のハイドロキノンクリームは長期保存が効きません。空気に触れ酸化してしまうと美白効果が落ちるだけでなく、かぶれなどの副作用が発生する危険性もあるため定期的に通院して都度処方してもらう必要があります。
市販品のメリットデメリット
市販品のメリット
市販品のメリットは通販でも購入できるので軽度のシミには手間をかけず対応できることです。
市販品のデメリット
一方で市販品のデメリットは、自身のシミの種類とどのクリームがあっているかを自分自身で判断しなくてはならず、最適なクリームに会うのに遠回りする可能性があることと、万が一肌トラブルが起きた時には発生したタイミングで医師の診察を初めて受けることになるため、医師の診断も後手に回らざるを得ず、回復も遅くなる可能性があります。
とはいうものの市販されているハイドロキノンクリームは4%までのものであれば実質的に副作用は気にしなくてよいといわれていますので、手始めに低い濃度のハイドロキノンでお試ししてから使ってみるのが良いでしょう。
ハイドロキノンとトレチノイン
皮膚科に行くと治療方針によってはハイドロキノンクリームだけでなくトレチノインももらえる場合があります。
こちらではトレチノインについての解説とその効果や使い方について簡単に解説します。
トレチノインとは
トレチノインとはビタミンA誘導体で美白やシミシワに良いとされるレチノイン酸をバージョンアップしたものです。
トレチノインの効果
表皮細胞を増やす働きがあるビタミンAの50〜100倍の効果があるため、お肌のターンオーバーを強力に促進してくれます。また皮脂腺の機能を低下させて毛穴に蓋をしている角栓を剥いていくことでニキビを治す効果もあります。
トレチノインは一般的には3ヶ月使用して2週間休むというサイクルで使用すると効果的といわれています。また短期で結果を出したい場合には急激にターンオーバーが起こるため赤みや皮むけが発生するのを我慢する必要があります。
トレチノインとハイドロキノンの相乗効果
ハイドロキノンはシミの還元、トレチノインはターンオーバーでシミの排出という、それぞれ違うアプローチでシミを退治するため、2つの成分を併用することにより相乗効果でシミを効果的に取り除けます。
トレチノインとハイドロキノンのセットでの使い方
トレチノインとハイドロキノンはどのようにして使うのが良いのでしょうか?
- 洗顔、化粧水まで済ませる。
- トレチノインを綿棒を使って気になるポイントより若干小さめに塗る。
- トレチノインの肌への浸透を感じたらハイドロキノンクリームをトレチノインよりもやや広めに塗る。
- さらにこの上に保湿クリームを塗る場合には1時間程度置いてから塗る
⇒ハイドロキノンクリームが無駄に広がらなくて良いです。
トレチノインの価格目安
トレチノインも保険が適用されないため、クリニックによって価格がまちまちです。
こちらでは新東京病院での価格をお知らせします。
(新東京病院HP 美容外科価格表より)
濃度 |
容量 |
価格 |
---|---|---|
0.05% |
10g |
2,000円 |
0.10% |
10g |
3,000円 |
0.20% |
10g |
4,000円 |
自由診療ですので、クリニックや病院により価格は大きく前後しますがおおよその目安としてとらえておくとよいでしょう。気になるようでしたら皮膚科を受診する前に電話などで確認するとよいかもしれませんね。
海外通販のハイドロキノンクリーム
海外製のハイドロキノンクリームを日本で購入できるのでこちらで紹介いたします。ただし、海外製のハイドロキノンクリームで使用されるハイドロキノンは情報も少なく、日本の基準に合っていない可能性もあるので、それを理解の上で使用するようにしましょう。
ユークロマクリーム4%
インドのYash社が製造するハイドロキノンクリーム。ハイドロキノンを4%配合しています。アマゾンや海外個人輸入サイトで人気商品の1つです。
オバジ ニューダームシステム クリア&ブレンダー
米国OBAGI社のハイドロキノンクリーム。クリアもブレンダーもハイドロキノン4%を配合しています。クリアが表皮の浅いシミへ、ブレンダーが表皮の深いシミへ働きかけます。オバジの優れた浸透技術でハイドロキノンの効果をより一層高めてくれます。
ブラウン スポットナイトクリームハイドロキノン2%配合
米国ブラウン社が製造する、ハイドロキノン2%を配合しているクリーム。スキンケア用としてもスポット用としても使えるため、顔全体に塗った後に2度塗りするなどの使い方もできます。
デルミサ スキンフェイドクリーム
世界22か国で累計100万個販売するデルミサシリーズで一番売れているクリームで、純度99%のハイドロキノンを2%配合しています。ビタミンC誘導体(アスコルビン酸)も配合して相乗効果でシミを退治します。発売から20年以上にわたる改良を重ね現在のスキンフェイドクリームになっています。
http://shop.izavell.com/products/detail.php?product_id=25
デルミサ レーザーコンシーラー
純ハイドロキノン配合のコンシーラー。シミ隠しにこのコンシーラーを使いつつ、シミ消しも行えるという一石二鳥の優れモノです。ビタミンC、スクワラン、シアバターなども配合し、明るい肌へと導きます。
ハイドロキノンクリーム市販ランキングと人気&おすすめ商品の紹介はここまでとし、ここからはハイドロキノンについて詳しく知らない人向けに、ハイドロキノンの基礎知識からその効果と副作用、また効果的な使い方にいたるまで解説していきます。
ハイドロキノンクリームは手作りできるの?
ハイドロキノンクリームは手作りできます。
ハイドロキノンクリームを作るに際して以下のものを用意しましょう。
- ハイドロキノン 0.5g
- クエン酸 0.1g
- 精製水
- ゲルクリームの素 0.5g
- 遮光容器
ハイドロキノンクリームの作り方
1.ハイドロキノンとクエン酸を容器に入れる
2.精製水を5ミリリットル入れて混ぜる
3.ゲルクリームの素と精製水10ミリリットルを加えて混ぜて完成
ハイドロキノンクリーム取り扱い上の注意点として、ハイドロキノンは酸化しやすいため、できるだけ光と空気に触れないようにし、使用しない時は冷蔵庫に保管するようにしましょう。
ハイドロキノンQ&A
ハイドロキノンクリームで消せるほくろと消せないほくろがあります。消しやすいほくろは膨らみを持っていない茶色のほくろ。皮膚の表面にとどまっているため、ハイドロキノンクリームで消せる可能性があります。
一方でメラニン色素が真っ黒に凝縮したり盛り上がっているほくろはハイドロキノンクリームでも消すことができません。
ちなみにほくろはレーザー治療や切除手術により取り除くことができますが、その後の回復期にハイドロキノンクリームを塗ると跡が残らなかったり黒ずみが広がるのを防いだりできます。
ハイドロキノンクリームを使用するとお肌を紫外線から守っていたメラニンがなくなります。紫外線を受けるとメラニンが生成されますが、ハイドロキノンクリームを使い続けるとメラニンが生成されてもすぐなくなってしまい、紫外線の影響を直にお肌が受けるようになるため、それだけ発がん率が高まります。
シミがなくなった後の紫外線予防をしっかりするためにUVケアをする必要があります。
かつて成分として不安定だったハイドロキノンも、近年「安定化ハイドロキノン」として安定性を増し、敏感肌・乾燥肌でも使えるタイプのハイドロキノンクリームも出てきました。
当ページではビーグレンとアンプルールをおすすめしていますが、市販のハイドロキノンクリームの中で濃度が2%以下のものを選べば心配する必要はなさそうです。
ただし肌質には個人差もありますので必ずパッチテストを実施してから顔に使うようにしましょう。
そばかすは遺伝的要素が強く、メラニンが過剰に生成されているため、メラニンを還元する効果を持つハイドロキノンクリームを使うと効果がありますが、薄くなりはしても消えることはありませんので地道にUVケアと美白ケアを継続していく必要があります。
妊娠中はお肌の調子が不安定になっていることもあり、その安全性が確認されていません。もともとハイドロキノンは刺激が強い成分ですので肌が弱っている時に使用すると思わぬダメージを与えてしまう可能性があるため、使用は控えたほうが良いでしょう。
生理中も妊娠中と同様、お肌の状態が不安定なため、使用を控えたほうが良いでしょう。
ハイドロキノンクリーム市販ランキングまとめ
こちらではハイドロキノンクリームの市販ランキングだけでなく、ハイドロキノンクリームの使い方や効果、副作用、皮膚科処方のものまでご紹介していきました。
深刻なシミで悩んでいるのであれば皮膚科を受診して医師の判断を仰ぐのがよさそうですが、まずは自分でと考えていらっしゃる方は、
- ビーグレン(濃度1.9%)
- アンプルール(濃度2.5%)
- プラスナノHQ(濃度4.0%)
と上位3商品がハイドロキノンの濃度も適度に分かれているため、それらの中から気になるハイドロキノンクリームを1つ選んで使ってみるとよいでしょう。